fbpx Skip to content

パーキンソン病による歩行障害の改善

現在 神経内科によってパーキンソン病(疑い)と診断をされている高齢者の歩行を、カイロプラクティックの施術により改善させています。

まだ治療中ですが、初期よりは改善しているので動画を撮影しました。


そもそもこの患者さんの歩行を観察すると、動画では、パーキンソン病の症状である典型的な小刻み歩行ともいえませんが、撮影してないときは小刻み歩行になっていました。

薬は1年ぐらい前から出ているようですが、処方薬にはパーキンソン病の薬は出ていないので、厳密な診断がどうなっているかはっきりしません。

そもそも高齢ですし、少し認知症的でもあるので、止むを得ないところです。


いずれにしても、私としては、現代医学的な診断(MRI.CTなどの検査での診断)は、身体に何が起きているのかを推測する情報として参考にはしますが、歩行を改善し生活の質(QOL)をよくすればいいので、そんなにこだわってはいません。

 

1)初診時(202112月末)の状態
①左足が特に出にくく、両手に指で何かを丸めるように震える「ピルローリング」が出ている(右の方がやや優勢か?)
②歩行時は、上半身が左に傾き、右腕の振りが悪い。左ひざ、左太もも前面に痛みがある。
身体の中の気の状態を診て気の調整を行う「気診」による診断

脳内の反応レベルが4。やや左の方がより悪い印象アリ。

2)診断
①脳内の中心部分の機能が落ちているために(左の低下が強い)運動機能、歩行機能が低下していると考えられます。
②身体が左に傾くことで、左ひざ関節の変形、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)の疲労と線維化(筋肉が硬くなりすぎてしまうこと)が起きていると考えられます。

3)施術戦略
①筋肉や骨格の機能の改善を目指して、骨盤や股関節の可動域を良くすること。歪みを減らすこと。筋肉の癒着(皮膚・膜などが、炎症などのためにくっついてしまうこと)を減らすこと。筋力を高めることを行いました。
②脳・末梢神経機能の改善を目指して、手足を交互に運動をさせます。脳の中心部分の機能の改善のために、手足からの神経刺激を行うとともに、脳の脊髄液の循環の促進。脳にかかる歪みを引き起こす力を減少させる(尾骨調整、頭蓋骨調整、気の調整)ことで、脳のコンディションを改善させ、脳の中心部分の機能を高めることができます。

 

2022年1月(二回目の来院時)

 

2022年3月 からだ傾きが減り、歩幅もすこし大きくなりました。

2022年8月 動画では、大股を頑張りすぎて少しバランスが悪かったですが、大股で速く歩けるようになりました。

 

Translate(翻訳) »
Scroll To Top