●患者様：50代・男性

●困っていた症状：足底筋膜炎

●経緯：

朝起床時の歩き始めでかなり痛みが有り、日中もかなり辛さが出る。

足をかばってか腰の痛みも感じることが増え仕事等日常生活にも支障をきたしている。

●検査・所感：

足底部の圧痛：有、熱感：有

足趾及び足関節の動作痛：無、可動域制限：無

踵外側の関節可動性低下及び圧痛：有

以上のことから足底筋膜の強い炎症が有り、足底部に痛みが出ていると思われる。

●原因考察・治療

足関節の可動域が悪い為に足底に負荷がかかっていると思われた。

また歩行のクセも強く足関節～股関節にかけての歩行リズムがおかしくなっている影響も大きいと思われた。

干渉波を足関節及び下腿に行い、施術として足関節の調整、股関節～足関節までの筋肉に対してアプローチした

また患者指導として歩行指導、足関節のセルフケア指導を行った

●結果：

初回終了後痛みはあるが、なんとなく歩行はしやすくなったとのこと。

２回目施術以降、徐々にではあるが足底部の痛みは軽減していき、腰部の痛みも消失していった。

現在、仕事等で強い負荷がかかった際は若干の痛みは出るが日常生活に支障が出るような痛みは出なくなった。

歩行のクセが強いので来院時は歩行の確認・指導を行い、下肢等のケアも含め継続的来院を勧めた。

●対応者：高部龍太（柔道整復師）