Skip to content

漏斗胸の息子がフルマラソンを完走するまで

息子さん(27歳)の漏斗胸(ろうときょう)のお話です。

主婦 女性 55歳

※漏斗胸(胸郭変形)とは、前胸部が変形し陥凹してしまい、肋骨の中にある臓器(主に心肺機能)に影響を及ぼす状態のことです

漏斗胸と診断されて…

現在27歳の息子は生後6ヶ月ごろに、定期検診で漏斗胸と診断されました。非進行性のため大きな障害にはならないとのことでしたが、将来、スポーツ選手にしようなどという期待は持たないようにと言われましたことを覚えています。

息子のおともだちに進行性の漏斗胸で病院で外科的手術をされた方がいました。うちの子も手術が必要なのかと悩みましたが、院長にもご相談し手術はしないと決めていました。

疲れたが口癖に

3歳ぐらいの頃、ふたつ違いのお姉ちゃんと比べて息子はよく汗をかいたり、子どもなのに「疲れた」が口癖になっていましたが、「怠けものものなのかな?育て方を間違ってしまったのかな?」と悩むことも少なくありませんでした。

今にして思うとその苦しい症状を分かってあげられず、かわいそうなことをしてしまったと後悔しています……。

苦しさからの解放

ある時、シャワーを浴びてきたのかというほど、しかも頭だけ汗でぐっしょりに濡れて帰ってきたことがありました。そのことをカイロプラクティックでお世話になっていた市原院長にご相談してみました。子どもにカイロプラクティック?と当時は思いましたが、「呼吸がうまくできていないかもしれないから一度診せに連れておいで」と快く言ってくださいました。

施術前後で呼吸の様子を比べてみると、施術後は明らかにしっかりと呼吸ができていることが分かりました。

しばらくするとひどく汗をかくこともなくなり、疲れたと言わなくなりました。

好きなことがたくさんできるように

高校時代には吹奏楽部に入部してトロンボーンを吹いたり、3年前にはデンマークに留学し、留学先からフルマラソン完走の写真が送られてきて驚かされたこともありました。

すっかり元気に過ごしてくれている息子の姿を見ながらとても嬉しく思いつつ、親としてもう少し早く気がついてあげられていたら……と感じることもありますが、好きなことができるようになり、院長先生にとても感謝しています。

担当:市原カイロプラクティック研究室
院長 市原(Bachelor of Health Sciences Chiropractic)

Scroll To Top