肩の痛みから発生した腕の付け根の痛み
1.患者情報
30歳(女性) 病名:-
2.問診内容
昨日の朝から左肩甲骨内側上部(上角)付近が痛い。寝違えたような感じがする。時間が経って腕の付け根の後ろ(左三角筋後面)にも痛みが出てきた。
3.観察結果
左頚肩部の触診をすると、特に左の肩甲挙筋の張りが強く感じられた。熱感は無かった。
4.評価・分析・解釈
肩甲挙筋などの防御性の筋緊張により、左肩甲骨の動きが制限され、肩関節の動きに負担が掛かり、三角筋にも痛みがでたと思われた。
5.治療or 施術内容
肩甲挙筋を中心に全身にマッサージを施した。
6.予後・治療計画or 施術計画
治療後は筋の緊張は改善されたが、痛みは少し残った。普段は仕事中に足を組む癖があり、左の肩にカバンをかける事が多いそうだ。これらの事が、脊柱、筋肉のアンバランスを助長させているものと思われた。慢性的な肩の凝りの解消と身体のバランスを整えていくために、カイロプラクティックやマッサージが必要なため、定期的な来院をアドバイスした。