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若い男性の四十肩様症状

1.患者情報

30歳(男性)  病名:若い男性の四十肩様症状

2.症状

寝ている時に子供が肩の上に乗ったからか、先週から肩を上げると痛む。急に動かすと特に痛い。マッサージに行ったが改善なし。朝が一番辛く、目覚ましを止めるために腕を上げることができない。

3.姿勢・動作の観察

腕を前から上げる場合は弱い痛みだが何とか上まで上がる。体の横で腕を上げる場合は痛くて90度までしか上がらない。自分で動かしても治療者が動かしても同じように痛む。背中に手を回すと痛くて左手は右の肩甲骨に触れない。

4.触診検査

腕を前から上げる場合は弱い痛みだが何とか上まで上がる。体の横で腕を上げる場合は痛くて90度までしか上がらない。自分で動かしても治療者が動かしても同じように痛む。背中に手を回すと痛くて左手は右の肩甲骨に触れない。

5.治療

症状から四十肩様の痛みなので、左右肩の痛むところに鎮痛作用のある超音波治療を行う。これだけでもその場で痛みが少し和らいだ。肩甲骨周りに干渉波治療と、背中、肩、腕を中心にほぐし手技を施し、最後に可動域を広げるため、腕を牽引しながら痛む範囲ぎりぎりでのストレッチを行った。

6.予後:治療計画

動かすと確実に可動域が広がる。痛むからといって動かさないと、痛みが治まっても肩が固まったように動かなくなるので、少し痛いくらいの範囲での肩運動をしっかり行ってもらう。同時に鎖骨周りや肩甲骨の周りの筋肉をほぐして、肩の一箇所に負荷がかからないようにしていく。現在痛みはかなり治まってきている。

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